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【OKTA】日本の未来、自分の将来に不安を感じる同志社女子大学川田隆雄教授からの学び

この記事を読む事により得られるもの

・世界が欲しがる人材について知れる

・ビジネスアイデアを生み出す方法が知れる

・雇用に対する考え方が変わる

・日本に対する見方が変わる

・日本が何故、世界から置いていかれてしまったのかがわかる

【本題】

2019.07.06

僕はOKTAという

韓国と会員の経済発展を目的とした

韓国人によるビジネスネットワークの会に

参加してきた。

ちなみに、僕は純血の日本人です

初回の講義は

世界を変えるプロデューサー型人材の行動パターンとプロジェクト成功のための戦略という内容だった

プロデューサー型人材とは

そもそも何?となる方も多いのではないか?

僕もその1人でした

プロデューサー型人材とは

自分の思いつきを形にすることができた人

のことを指すようで

わかりやすく言うと

物事を0から1にできる人を指します

そういった方は非常に少なく

現在、世界のトップ企業は

このようなプロデューサー型人材

を調達するのに力を入れているそうです

【日本は世界から置いてかれている】

日本は1990年IMD国際競争力ランキングが1位でしたが、2018年には25位になってしまいました。

国際競争力ってなんやねん

って方もいると思うので簡単に調べてみました

基準は大きく4つあります。

・経済のパフォーマンス

・政府の効率性

・ビジネスの効率性

・インフラ

こちらで国際競争力を判断しているそうで

まだまだ多くの日本人が

途上国だと思っているマレーシアよりも

日本は下になります。

皆さんも聞きなれていると思いますが

一定期間内に国内で産み出された付加価値の総額、GDP(国内総生産)

こちらに関しては

日本は2000年は世界3位でした

2018年はというと26位です

非常に残念な結果だなと僕は思いました

なぜ、こんなにも

世界から置いていかれいるかという

原因の1つとして

こんなことが考えらます

【海外有名大学への進学率の低下】

ハーバード大学のような

世界的有名な大学へ日本人の進学率が

減っていることも原因の1つかと思います

優秀でグローバルな人材になるために

学ぶ環境下に日本人はいないということです

ちなみに、ハーバード大学へは

中国、韓国、インド、シンガポールの

国々の人たちの進学率が年々増えていて

日本以外には台湾も進学率が減っているとのことでした。

優秀な人材を失っているかもしれない

という中で気になる点がもう1つありました

それは

【自殺率】

日本は人口が年々低下しているのにも

関わらず毎年コンスタントに約30000人が自殺しているのです

世界での自殺率はと言うと

1位・リトアニア

2位・韓国

3位・ロシア

日本は世界7位でした。

非常に不名誉なランキング上位獲得国ですね。

【そもそも日本はどうやって経済発展したのか?】

ここで、考えないといけないのは

そもそも日本はどうやって国際競争力ランキング世界1位や国内総生産世界3位などという素晴らしい結果が出せてたかということになります

これについて

川田教授はこう言っていました

「日本は欧米技術の模倣改良産業で成り立っていた」

これは僕にとってとても驚愕的な言葉でした

僕の知っている日本はものづくりの日本

日本は

0から1の画期的な製品を作っている

そう、周りから学んでいたからです。

日本の作った商品を中国や韓国の方々が

感動して真似をしている。

年配の方の多くは

こういうことを言う方も多いと思います。

それが、まさか

日本の経済発展に大きく寄与したのが

欧米からの模倣産業だったなんて…

現在はとても変化が激しい時代です

これは、皆様も

肌で感じていることではないでしょうか?

たった、1年で

世界は目まぐるしく変わります

そんな、変化の激しい時代では

過去の知恵の応用範囲が極めて限られます

そんな時代に

日本は追いついていけていないのでしょうか。

それとも、途上国の安い人件費で

模倣産業を行っているからなのか

僕にはわかりません

どうあれ、結果

日本は世界経済上位から陥落したのです

【原因はこの考え方に問題がある?】

僕は思わず口からこんな言葉がでました

「あぁ、なるほど」

過去にこんな実験を行ったそうです

日本とスウェーデンの小学校6年生に対して

「あなたは学校に提案をしたことがあるか?」というアンケートをとったそうです

すると、学校に提案をしたことがある

と回答した方は日本より10%程

スウェーデンの方が多かったそうです。

問題はそこの%ではなく

提案しなかった方の理由でした

スウェーデンの生徒が

学校に提案しなかった理由として

答えた回答は

・それは先生が決めることだから

・意見を言って人に反対されると嫌だから

ということに対して、日本はというと

・そんなことを聞かれたことがないから

・言っても変わらないから

という答えでした。

なるほど、、、

今の若者が選挙に行かない理由と

まるっきり一緒じゃないか

僕はそう思いました。

これは、日本は

先生や上司の言うことが絶対で

自律的に行動する事を奨励されない

そこに原因があるのではないか?と思います

【日本人はこんなビジネスが好き】

着手、完成が容易であるビジネス

先程の

模倣改良産業が正にこれにあたると思います

答えがわかっていれば

着手は簡単で完成も簡単だからです

欧米は

着手がとても困難で

完成が見えないビジネスに着手し

google・Apple・Facebook・Amazon

など今、世界を牽引する企業を作りました。

日本はというと

新しいこと、難しいことに挑むことを避け続けた結果、市場を失い(価格競争に巻き込まれ)、高いクオリティのモノを生み出せなくなり、新しいことを生み出す人材も出てこなくなりました。

【想像してみてください】

あなたに新しい部下が付く事になりました

方や、最終学歴高校中退

あなたの言うことをあまり聞かず

夢や憧ればかり語り

仕事を頼めばリスクのある仕事をとってきて

仕事を頼めば30%の出来で持ってくる部下

方や、最終学歴東大卒

あなたの言うことをハイハイと聞き

現実的な規模感の仕事に着手

仕事を頼めば100%とまでは言わないが

80%〜90%のモノを持ってくる部下

どちらの部下が良いですか?

「どう考えても下だろ」

と、普通はなるのではないでしょうか?

僕も過去には

沢山の部下を雇用したことがありますが

言うことを聞かない部下には

厳しくあたる、そういう時代もありました

ハイと二つ返事返事してくれる部下には

手厚くご飯をご馳走したりしていました。

日本はトップダウンが好きだと思います

中小零細企業の多くは

お山の大将と言わんばかり

結局、決定権を持っているのは

創業者である、社長だったりします

また、社長の言うことを聞かない部下は

厳しく叱咤され激しく断絶されて

逆にイエスマンは非常に好かれます

僕もそう言う現場をよく見ました

【プロデューサー型人材とはこういう人間】

ずばり書き出します!!

・制度への不適合の傾向がある

→学校が肌に合わないなどが分かりやすい例

・大きなパラダイム転換の経験がある

→早くに親を失くすなど人生が変わるような考えた方の大きく変わるような出来事がある

・早期から人生目標が設計されている

・豊かな人的ネットワークを持っている

・自分のやりたいことを優先する

・自らリスクをとって行動する

・夢や憧れへの強い収束率をもつ

・耐えず根本的な意味を考える

・完成度が低くても動き始める

などなどです

どうですか?あなたは

プロデューサー型人材でしたか?

【ビジネスアイデアの出し方】

ビジネスアイデアが出せない!

と困っている人が多くいるような気がします

そんな方へ

ビジネスアイデアはこうやって出せば良い!!

「対象の世界に没入し、対象の人たちに成り切り、その世界に自分の資源を献身する」

なんのこっちゃやねん

と、なった方も多いと思うので

わかりやすい例を2つ紹介します

IKEA(イケア)

皆様もご存知のあの北欧家具屋さん

イケアの創業者は

イングヴァル・カンプラード

彼は徹底的にイケアに家具を買いに来る一般的市民生活に没入し、社長自身が庶民になりきりました。

決してビジネスクラスに乗らず、旅行中に荷物も自分で運んだそうです。

Apple(アップル)

皆様もご存知、スティーブ・ジョブズ

彼は、未来の人類の社会に没入

常に未来の市民生活を想像しIT市民になりきりました。

例えば、ワイヤレス

いつも未来を予測し

新しい最新のIT技術を生み出しました。

その人を知るなら

その人に寄り添い

徹底的にその人に成り切る

文字で書くと簡単ですが

実際にやることはとても難しいですよね

没入しなければ、その本当の願望が見えません

マリーアントワネットの

「パンがなければお菓子を食べればいい」

と、同じで

お金持ちが一般人の気持ちを理解するのは難しく、理解しようとするのであれば

一般人と同じ生活をしないといけないわかりやすい例だと思います。

余談になりますが

この言葉、実はマリーアントワネットの

言葉でないとのことです。

【まとめ】

iPhoneやgoogleを見てわかるよう

ファーストペンギンである革新的なモノは

長く価格競争などに巻き込まれずにいます

これからの時代を企業が生き抜くためには

「プロデューサー型人材」

が、必要だということです

では、そのプロデューサー型人材は

どこにいるのか?と言うと

制度への不適合→高卒短大中退

大きなパラダイム転換→ガンという大病

完成度が低くても動き始める→全て30%でとりあえず報告

まさに、僕のことでないでしょうか?

…これを世の中では

自画自賛・思い込み・勘違いと言います。

長文のお付き合い

ありがとうございました!

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