【信頼と信用】
みなさん「信用」と「信頼」の違いを知っていますか?
「信頼はしても信用はするな」などの言葉にもありますが、よくわからないという方も多いのでは?
ぼくもよくわからないので、調べてみました
信用とは?
信用とは、信じて任せること、過去の実績や成績を見て「この人なら大丈夫そう」と判断することです。
成績や成果物の仕上がりがよければ、それを作ったひとへの評価に結びつくので、なにかしらの過去の実績がないと信用は得られないということになります。
信頼とは?
信頼とは、信じて頼ること、「この人に任せておけば大丈夫だろう」「この人なら秘密を守ってくれるだろう」といったように精神的な安心を伴うことが多いようです。
相手が将来にとってくれるであろう態度や出してくれるだろう結果を見込んでの気持ちなので、未来にたいして期待する気持ちも強いものになります。
「経営者は社員を、信頼はしても信用はするな」って
昔、口酸っぱく言われた気がします
なんとなくわかるけど、なんだかよくわからない!笑
ちなみにこれだと「信頼<信用」となります
が、辞典によっては、
【信頼】信用して任せること。 【信用】信頼されること。
「信頼>信用」のような、「信頼=信用」のような
気もしなくない( ゚д゚)
そして、調べてみた使い方の違いについて
彼を【信頼】する。ok 彼を【信用】する。ok
彼の言葉を【信頼】する。no 彼の言葉を【信用】する。ok
※相手の言動を信じるときは【信用】
店の【信頼】を落とす。no 店の【信用】を落とす。ok
※「評判」のときは【信用】
社長の【信頼】に応える。ok 社長の【信用】に応える。no
※任せられると思う気持ちのときは【信頼】
上記問題「信頼はしても信用はするな」について
【信用】の意味をもう少し細かく見てみると、「今までの実績から判断して、将来も間違いを起こさないだろうと信じること」 というのがあるため
「信じて頼りにするのはいいけれども、その実績をもって、将来的にも間違 いは起こさないだろうと受け入れてしまうと罠にはまるよ」という意味なのだろうか?
それとも、【信頼】は人に対してするものなので、その人自身は【信頼】し ても、その人が発する言葉や行為という結果を、まるっきり【信用】してし まうのは危険」ということでしょうか?
謎は深まるばかりです